すてまわり

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
白天宮
はくてんぐう
-大阪市西淀川区出来島- (2018-01)

 別の角度から写真を撮れば良かったのでしょうけど、神崎川の船溜まりに浮かぶように鎮座される小社。
 立地もそうですが、ちょっと由緒もおもしろいです。

 1688年、出来島が新田として開拓されると氏神として皇大神宮が勧請されました。
 しかし、明治になると氏子さんの戸数も減り維持困難なことから、1911年、大和田住吉神社に合祀されています。
 境内地には鎮守の森だけが残った状態となったのですが、後の神崎川改修工事で樹を伐採しようとしたところ、事故が起きてしまいまったので、すわ、巳ぃさんの祟りじゃと祠を建てたのが、こちらの神社の原型。
 昭和の初期になり、石碑にもある開山行者の佐藤さんが庵を建て白天宮となっております。
 その後、神社の構成物は整備されていきますが、河川の工事や見ての通りの阪神高速の工事等の影響で、カタチは変貌しつつも信仰は現在に続いています。
 御祭神は、特に名称がないようで白天さん=巳さんのようです。

 実際、こちらの存在を知った時も工事中だったんですよね。
 なんでお参りに入っていいのかどうかわからない状態でした。
 何度か様子を見て、工事が終わったのか新年なんで開けてくれていたのか不明ですけど、とりあえず参詣できました。

 全く別の神社ながら、鎮守の森という仲介があって祭祀が続いているのは面白いですね。
 今は樹木ほぼないですけど。
 伐ったら呪われるという失笑オカルトも、神社や史跡維持の武器になるので、オカルト嫌いの自分も許容済み。むしろもっと言っていこうってな具合。

 海から離れたところに産まれ育った身としては船溜まりも見慣れない風景、そこに浮かぶ小社も神社として個性的な風景、そして圧倒的な存在感を見せる阪神高速の橋桁も。。。これはこれで現代的な風景でいいんじゃないでしょうか。神社ぶっつぶしましたってわけじゃないしね。
 色々と新旧が詰まった不思議な風景の見える場所です。

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
一の鳥居 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島- 白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
狛犬 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
二の鳥居 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
三の鳥居 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
覆屋 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
中央が白天宮、向かって右が蔵持大神・不動明王、左が楠富龍王・楠玉龍王・楠高龍王 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
不動明王像 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
開山行者佐藤精龍之碑 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
八丁橋の親柱 (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
木彫りの豚? (2018-01)

白天宮 -大阪市西淀川区出来島-
由緒書 (2018-01)





阪神なんば線「出来島駅」から約600m。
阪神本線「千船駅」から約700m。

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