すてまわり

松原宿跡 -東大阪市松原-

松原宿跡 -東大阪市松原-

松原宿跡 -東大阪市松原-
松原宿跡
まつばらじゅくあと
-東大阪市松原- (2017-05)

 松原っても松原市じゃありません。東大阪市の松原です。
 ラグビー場のある花園中央公園の北っ側。
 先に書いておくと、これ以上ないくらいこてこてにフツーな住宅街です。

 松原宿は、暗越奈良街道の宿場町。
 江戸時代、脇往還として発達した街道だったので、1655~1658年以降、幕府が松原宿を設けました。
 無学なんで脇往還がわからなかったんですけど、調べると五街道以外の主要な街道のことらしいです。
 1624年の記録によると16軒の旅籠があったそうです。
 松原村自体が、街道と水運で交通の要所であったことから、明治維新後もこの辺りでは中心的な場所だったようですが、大正以降は現代交通網の整備により主軸からは離れてしまいました。

 英田北小学校の通用門前にある石碑と解説板は、2012年の設置。
 先述の通り、現在は旅籠も茶屋も跡形の無い至極フツーの住宅街です。
 このコーナー以外だと石標1本と松原大師堂前にある東大阪市の解説板があるばかり。
 よくぞ設置したな松原景観保存会……と、これは揶揄ではなく、純粋に感心しました。

 宿場町跡と言っても、わざわざ遠くから来るには何もないですし、旧街道散策を楽しむにしても前知識がないと気が付かず通り過ぎそうな場所です。
 でも、石碑と解説板(江戸時代頃の地図も載せてくれている親切仕様)があるのは嬉しいですね。
 それだけ用意していただければ、保存会の方々、後は歴史散策好きの想像力にお任せください。
 ブラタモリの3D再現みたいのを脳内でやりますんで。
 ただ、脳の回転がニブい自分がやると、街道を行く当時の人々が神室町やバイスシティを歩くモブになってしまうんですけどね。

 あと、ネットで見てみると以前は茅葺きの家があったみたいですね。
 東大阪の平野部でフツーの家と並んで茅葺き屋根(お屋敷でもない)って、かなりパンチのある異質さ。
 残ってる間に見たかったです。

松原宿跡 -東大阪市松原-
石碑 (2017-05)

松原宿跡 -東大阪市松原-
解説板 (2017-05)





近鉄けいはんな線「吉田駅」から約1.2km。
近鉄奈良線「東花園駅」から約1.3km。

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