すてまわり

川口居留地跡 -大阪市西区川口-

川口居留地跡 -大阪市西区川口-

川口居留地跡 -大阪市西区川口-
川口居留地跡
かわぐちきょりゅうちあと
-大阪市西区川口- (2019-04)

 外国人居留地というと関西だと当然、神戸を思い浮かべますが、かつては大阪にもありました。
 それが、この場所。
 しかしながら現在は、石碑が建つのみで当時の建築物はなく、登録有形文化財にも指定されている川口基督教会がイメージに合うなぁってくらい(その向かいの建物も味がありますが)。

 1872年、大阪開港と同時に外国人居留地が設けられました。
 それにより、石油ランプの街灯、街路樹の舗装道路、洋館の並ぶ洋風な街ができあがり、新奇さに満ちていたとか。
 1899年に居留地は廃止されますが、木津川を挟んだ江之子島には、大阪府庁舎や大阪市庁舎も建ち、なにそれ神戸な状態だったようです。
 居留地跡の衰退は、川口港(大阪港)の機能低下に原因し、居留民は神戸へと離れていってしまいます。
 その後は、キリスト教関係者が病院や学校を多く建設。
 それもまた、より良い場所へと移って行き、華僑により中国人街へと変遷。
 でもやっぱりまた、より良い場所へと移って行ったので、川口は味もそっけもない倉庫街となりました。

 中華街が残った可能性もあったわけですし、やっぱ神戸w
 西区と言えば、どこに立っても隣接区と間違えられるような地味な区でありまして。
 それが歴史上、大阪のある種中心だったこともあったと思うと感慨深いですね。
 建物がもっと残ってたら(空襲で焼けてもノリが残ってたら)、現在だと観光面で面白い街になってたろうなぁ。
 もったいないです。つか、庁舎があった頃のこの辺りを見てみたいので、誰か猫型ロボットか発明ヲタク少年を紹介してください。

川口居留地跡 -大阪市西区川口-
石碑 (2019-04)

川口居留地跡 -大阪市西区川口-
記念碑 (2019-04)

川口居留地跡 -大阪市西区川口-
碑文 (2019-04)



wiki - 旧川口居留地



地下鉄千日前線・中央線「阿波座駅」から約600m。

Comments 1

たけちゃん  

見学してきました。
教会とその向かいの建物に趣きを感じますね。

2019/09/21 (Sat) 15:35 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

QR